2009年09月16日

作詞行程の改訂について

ここ数週間ずっと作詞の問題解決のために考え続けてきたのですが
今日になって漸く打開策が見えてきました。

先ず問題点の整理しますと、今までの作詞工程においては、

1.作曲兼プロデューサーの私が作曲時のイメージやコンセプト、
  その曲の狙いなどについて要点を整理して作詞家さんに
  制作を依頼(作詞を委任)。

2.作詞家さんは私の提示したテーマやイメージ、
  コンセプトを受けて、作詞家さんなりに提示された条件に
  沿うように詞を製作 -> 完成。

3.作詞家さんから完成原稿を受け取り、数日かけてじっくりと
  内容を精査検討し、「1」でまとめたテーマ、イメージ、
  コンセプトに沿っているかを確認。7〜8割方合っていれば
  完成稿として採用(END)。それ以外の場合は納得のいかない
部分など問題点を洗い出した上で、私が添削できるものは添削、
  私の手に負えない範囲の問題については要点をまとめて、
  対応策を考えた上で作詞家さんに修正・リライトを依頼。

4.作詞家さんが私の提示した改善案を受けてリライト原稿を
  制作->提出。

5.(ある程度納得のいくまで3に戻ってループ)

6.完成

…というプロセスで制作を行っていたのですが、このシステムだと
1〜2の段階で上手く私の要望が作詞家さんに伝われば万事OK
なんですが、この時点で私が提示したイメージと作詞家さんが
メールの文章から受け取るイメージというものに差異があった場合、
見解の相違が起こって、結果3で完成稿を受け取る時点で
予想外のものが上がってくる…ということもままあったんです。

そうなると作詞家さんが一生懸命に書いてくださった詞の一部ないし
全部が無駄になってしまい、最悪一から書き直しをお願いする場合も
あって、大変心苦しく思っていたんですね(もちろん一番大変なのは
作詞家さんなんですが…)。さらに1の段階で私が提示した
イメージが作詞家さんに上手く伝わらなかったということで、
私の方でも問題点の洗い出しと具体的な解決策・改善案の取りまとめ、
さらにそれをどういう風に表現すれば上手い具合に作詞家さんに
伝わるのか…それらをよくよく考えた上で、作詞家さんの心情に
配慮しつつリライト依頼のメールを打つ。これがまた色々と
気を使うし頭を使うしで大変なんですね。

以上のような訳で、以前からこの方式だと制作期間が予想以上に
長期化してしまうことも多く、作詞家さんにも多大な負担をお掛け
することになりますし、私としても作詞家さんの心情に配慮しつつ
リライトのお願いをするのは結構精神力を持っていかるため、
以前から「効率が悪い」「もっと良い方法はないものなのか?」と
考え続けてきたんです。

そこで今回一念発起し、制作工程を全面的に見直して抜本的改革を
行うことを決意した訳です。


で、具体的な改善策なんですが、今後は以下のようなプロセスで
作詞の制作進行を行っていこうと考えております。

[A.準備段階]
1.作曲兼プロデューサーの私が作曲時のイメージやコンセプト、
  その曲の狙いなどについて要点を整理して作詞家さんに打診。

2.1で私が提示した要望を受けて作詞家さんが内容を精査検討。
  (ただし詞はまだ書かない)少しでも疑問点、良く分からない
  部分、「こうした方がいいのでは?」という提案があれば
  それを作詞家さんの方から私に打診。

3.作詞家さんの方で質問、提案がある場合はそれを受けて
  私の方で内容を精査検討し返答。何もなければ次へ。
  <以上を作詞家さんと私双方で納得のいくまでループ。>

4.草案を確定

[B.プロット制作]
1.「A」でまとめた草案を元に、まずは作詞家さんの方で
  大まかなプロットを書いていただく。プロットについては
  小説や文章の書き方などを解説している書籍・サイトで
  私より分かりやすい説明が読めるので詳しくはそちらを
  参照してください。例をあげると…
  
  ex.**************************************************
 [コーラス1]
   [Aメロ]
    主人公ヒロインと出会う。ヒロインは主人公に優しく
    微笑みかけ、それを見た主人公は淡い恋心を抱く。

 [Bメロ]
    主人公ヒロインに好かれようとアクションを起こすが、
    すべてが空振りに終わり落ち込む。

 [Cメロ]
    落ち込む主人公を見てヒロイン主人公を励ます。
    主人公感動してますますヒロインが好きになり、
    今後もアタックを続けることを誓う。
   [コーラス2]
[Aメロ]
.....
...

[Bメロ]
..
.
***************************************************

  …とまぁこんな感じでまずは話、ストーリーの骨組みを
  荒組して、全体の構成を練ったものがプロットというものです。
  (恐らくこれに関しては巷にもっと良い説明があると思うので
   詳しくはそちらを参照してください。

2.私の方で作詞家さんから上がってきたプロットを精査検討します。
  その上で納得のいかない部分や、改善案などをまとめて
  作詞家さんに打診します。

3.<以上プロットが双方納得のいくものになるまでループ>

4.プロット確定


[C.作詞]
 1.ここから具体的な作詞の開始です。作詞家さんにプロットに
   基づいて詞を製作して頂きます。

 2.詞が完成したら作詞家さんの方から完成詞を私宛に送信。
 
 3.「2」の完成詞を受け取り数日かけて内容を精査検討。

 4.7〜8割当初の計画通りの仕上がりになっていれば採用&完成。
   7割を下回る場合は私のほうで問題点を洗い出し、改善策を
   作詞家さんに提示させていただく。作詞家さんはそれを元に
   リライト(1にもどる)。

   もしこの段階で「A」のプランを変更する必要性に
   迫られた場合は「A」の段階から再度納得のいくまで
   打ち合わせを行う。

 5.詞の完成


…とまぁ以上が新しく考えた作詞の制作手順です。
とりあえず現在進行中の企画から、この方針で制作を試みるつもりで
おります。何分新しい方法ですので実際にやる上で
色々と荒がでてくるものと思います。また作詞家の皆様に
おかれましては、新方式導入に伴い色々とご不便やお手数を
お掛けすることになるかと存じますが、より良い作品作りのために
是非ご協力頂けると幸いにございます。

今日はもう遅いですので、具体的なご連絡は明日以降に行わせて
頂きます。

今後ともERU ProjectとLeclerkめをよろしくお願い申し上げます。
posted by leclerk at 21:24| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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